英語発音記号の読み方のルール。一覧表、練習法など。コツは簡単。(母音編)

概要

英語発音記号を見たことがある人は多くいると思うが、読める人は殆どいないだろう。しかし読み方のルールを理解すれば難しいものではない。母音は子音より習得が難しいが、練習法やコツに触れてみたい。本項ではアメリカ英語を前提に話すことにする。

英語の母音の数は多い

日本語の母音は、あ、い、う、え、お、の5つしかない。他方でアメリカ英語には26種類の母音があるとされている。そんなに多いのかと驚くかもしれないが、整理していけば納得がいくものなので心配は不要である。

発音を練習する前に知っておくべき前提

人間の身体的な動作は基本的には筋肉の収縮によって行われる。走る、立ち上がる、歩く、座る。発音(発声)もその例外ではない。日本人は言葉を発する際に顔の周辺の筋肉、即ち口や喉、顎の筋肉に力が入っている。他方でアメリカ人は口の周りの筋肉を弛緩させている。したがって日本人も英語を話すときは口の周りの筋肉を脱力させることだ。そうしなければ上手に舌は回らないし、「英語らしい音」にはならない。「英語らしい音」については別の機会に述べてみたい。イギリス英語は若干、アメリカ英語と比較し力が入っている。

母音はテクニカルには口腔と咽頭腔の形状で決まる

口腔とは口の内部の形、咽頭腔とは喉の内部の形を意味している。前者と後者の形のコンビネーションによって母音は決まる。問題は口腔や咽頭腔の形が外からは見えないことにある。MRIを使えばいいのだが高価なものであるし一般には使用は困難だろう。そこで以下に示すダニエル・ジョーンズの基本母音の考え方を用いることになる。

3つの属性、舌の位置、Lax or Tense, 唇の丸まり度

英語母音を発音するにあたり、3種類のパラメーターがある。舌の位置、筋肉の弛緩の度合い(Lax or Tense)、唇の丸まり度である。この三つに気をつけて一日10分コンスタントに練習すれば、二週間ほどでかなりできるようになるだろう。舌の一番高い位置をプロットし前中後で、前舌母音、中舌母音、後舌母音と区別する。筋肉の弛緩の度合いについてはLaxが緩み、Tenseが緊張である。後舌母音は唇を丸めて話す母音が多い。二重母音、三重母音、R性母音は単純母音の変化形なのでまずは単純母音の習得に注力すれば、後は簡単にマスターできる。

アメリカ人の日本人英語に対する本音

日本語の母音は5種類しかないため英語発音には十分ではないが、アメリカ人は普段の会話でそれに気づいているので認識することが大事だ。すなわち彼らはノンネイティブである日本人の英語発音を一所懸命に聞いてくれているからコミュニケーションが成立しているだけで、彼らも違和感を感じている。ただそれをあからさまには口に出さないというだけだ。もちろん外国語の習得は容易ではないが、可能な範囲で少しずつ正確に英語発音ができるように努力しよう。

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驚くべきことに成人してからでも十分に英語発音は習得可能。ネイティブレベルの発音を身に付けて、行けるところまで行こう。